リース
医療機器の導入に際して検討される事項ですが、通常5年リースがほとんどであるため、金融機関からの融資がそれ以上の期間で貸し てくれたりするので資金調達が出来れば金融機関からの借入のほうがトータル返済額や年間の支払額からも有利で経営も楽である。 しかし、全体的な予算と融資の枠の問題が出るケースや、今後インフレが起こる可能性が高いケースで金融機関からの金利が変動金利 の場合は検討が必要でしょう。
またリース利用のメリット・デメリットをあげておきます。
メリット
担保や保証人が不要で、手続きが比較的簡易。
減価償却や税務など煩雑な計算が不要。
リース料は全額経費に算入できるので、管理がしやすい。
インフレ時には有利である。
デメリット
全体的には割高になる。
税務上の割増償却が受けられない。
中途解約が出来ない。
期間が5年程度であるため、融資にくらべ固定費が高くなる傾向がある。