診療方針
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次に経営方針や戦略が重要になってきます。
それは”だれが””だれに””なんのために””どうなっていて””どのように”をはっきりさせることが必要です。
①だれが
開業するのは、Dr本人だという自覚が一番大切です。このあたりまえのことが自覚できていないと 勤務医時代とのギャップに直面します。自分自身が開業するんだという自覚と自分のDrになろうと 思ったときからの歴史、医療に対する思いを掘り下げてください(医療理念)。
②だれに(患者さん)
地域のどういう年零層に対して、どういう疾患の患者さんが対象か。その疾患の特徴、及びその特徴 からくる患者さんの心理状態はなど。またその家族の心理なども含め自院の対象患者の心理状態や利便性を考えていく。
③なんのために
まずなぜ開業するのか、といういことを自分自身に問い掛けてみてください。経営理念を実現するために。 目的をはっきりさせることが重要です。
④どうなっていて
地域や競合の状態を把握。場合によっては細分化した地区毎の意識調査を実施し、地域の願望・不満点を把握する。
⑤どのように
目的・状況を明確にいたら、目的を実現する為の自院の”あるべき姿”の構想を練ります。思いを 優先に資金面の制約(最終的には非常に重要)は後で調整したほうが構想が膨らみます。