医師数
Web医院開業セミナーにご訪問頂き、ありがとうございます。
まず最初に、医療業界が今後どうなるかを「年齢・勤務先別にみた医師数」という観点から見てみたいと 思います。
未来を見た場合に一番確実に予想可能な情報は人口や医師数です。当然行政も将来の人口予測、財政予測から制度改革を 進めていきます。
下のほうのグラフが昭和50年の医師数データです、48歳前後に大きな山が出来ていますがこれはご存知のとおり国家的 に軍医を輩出しなければならないという歴史的側面の現象です。
これが平成14年12月31日時点では上のグラフの76歳 前後の山へと推移してきています。これはある程度事前に想定できたデータです。
また、次の特徴として昭和45年から55年 に新設された34の新設医科大学・医学部の影響が上のグラフの55歳以下の山にあらわれています。
そこでこのグラフから数年経った現在、、高齢の開業医の先生方の山がまったなしの引退の時期をむか えています。
医院の患者特性として信頼を置けるDrに出会えた患者さんはなかなか浮気をしません。この世代交代の タイミングを逃さず開業し早期に診療圏内で自院の旗をあげることが医院開業を優位にすすめるポイントの 一つではないでしょうか。
今後開業は上のグラフからも 開業圧力がさらに強まることが想定されます。最優先の対策の一つとして早期に医院開業し患者さんを早く取り込むことです。 そしてそれは先生ご自身が出来るだけ「早く医院開業する」という意思決定で可能なことです。