医院開業の環境
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①低金利時代
世界の金融の歴史を見ても日本の今までの0金利政策は異常な状態。0金利解除が決定しているため、今後金利上昇が予想されます。
②開業医の高齢化
前出の「年齢・勤務医別にみた医師数」でも分かるように、高齢の開業医の先生方の世代交代が進んできています。
③本格的な医療費抑制の中での早期投資回収
本格的な医療費抑制の時代へ突入。少子高齢化・団塊の世代という特殊な人口構造の日本で、なお且つ このままの保険制度でいくと抑制せざるを得ない状況。行政の制度改革が今後間違いなく抑制方向に あるため、段階がさらに進む前に早期の設備投資回収を考えていく必要が出てきています。
④在宅医療や介護保険の患者囲い込み時代での早期の地域認知
在宅医療や介護保険による既存医療機関の患者囲い込み進行。早期に地域での認知される必要性。
⑤高齢化により患者数増加
2015年には人口の26%が65歳以上の予想(2001年18%)。高齢者の疾病率は若年層の約5倍、 患者のパイは団塊の世代の高齢化移行により増えてくるでしょう。且つ疾病構造も生活習慣病の増加により 予防が重要なテーマになってきます。
⑥病診連携の時代
連携を保険点数を含め国が評価する時代。今後地域医療の役割がさらにはっきりしてくると思われます。
⑦広告規制の緩和
広告規制の緩和。ホームページは医療の広告規制にかかりません。不妊治療の産婦人科や女医クリニック、 精神科、小児科などはホームページは有効。他の科目は来院後の患者への情報提供や利便性向上の利用。
⑧ローコスト開業の形態開発
継承開業・建て貸しなどローコストでの開業形態・コンサルティングが出てき、少ない自己資金での開業が増加。 あとでご説明いたします。
⑨患者満足が重要
患者さんの自己負担増もあり、患者自身の医療や健康に対する意識が高まっています。 規模要因よりも患者ニーズに対応できるかが成功確率を上げるポイントになってきています。