経営分析
医院を開業し、経営を行えば、収入が入り支出が出てきます。そしてその経営により税務申告等も当然必要になってきます。 そしてその経営の数値は簿記に置き換えられ、貸借対照表や損益計算書という決算書になっていきます。
院長は経営者として、自分の医院の経営の舵取りをやりますし、舵取りをやるには自分の医院の経営状態の正確な把握、 また、問題点の把握をしておく必要があります。
つまり、医院の経営における現状と問題点を把握するためには、経営分析が必要になってきます。
しかし、経営分析の判断を誤ると、問題点の把握ができなかったり、最悪危機的な状況を把握できていなかった場合などは その危機回避が手遅れになることも考えられます。
医院を正しい方向に舵取りするためには、自分の医院の健康状態を正確に把握する為にも経営分析の知識が必要ですし、 その経営分析とその対策舵取りをするためには、経営学の知識が要求されます。
自分の医院の経営分析のためには、貸借対照表、損益計算書などの決算資料、スタッフの数、外来数も必要です。 なお、有床診療所の場合は、入院・退院の患者数や病床の稼動状況の情報も必要になります。