建貸
Web医院開業セミナーにご訪問頂き、ありがとうございます。
ケースによってになりますが、通常開業する側が負担する医院の建設工事費を、土地所有者に 負担してもらう方法に医院の建貸があります。
もちろんその工事費は賃料として反映してくるのですが、それを考慮してもメリットがある案件も出てきています。
考え方としては、通常のスケルトン賃貸の場合電気空調給排水や内装工事は借り手負担になります。
つまり比較対照としては、建貸賃料<スケルトン賃料+内装・設備工事の借入返済額であれば メリットは十二分に出てくると思います。
問題点としては、オーナー側がかぶるリスクが大きくなるため、撤退については制約が出てきます。
しかし、建物コンセプトからオーダーメイドでつくっていけるため地域の医療機関に勝つ形の ハード形成が可能ですし、初期投資も押さえられ経営の財務体質も安全度を高めることが可能です。
その他の問題点としては、マーケットを十分に満たす地域での建貸案件の情報が少ないことでしょうか 。対策としては作っていくしかないのですが、そのためには少々時間がかかる場合もあります。
1~3年後に医院開業という方には検討するメリットが大きいケースです。