医療施設数推移
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「全国の医療施設数の推移」です。病院は減り、医院が増えていっている状況が一目でわかります。
一般病院は国が欧米の在院日数のモデルを参考にしているため平均在院日数短縮の方向へ年々進んでいますし、 在宅の推進や介護保険の急速な広がりなど行政の効率化の名の下に役割分担や制度改革を今後も進んでいくことが予想されます。
且つ平成16年の一般病院7,999施設中、療養病床を有する病院(一部でもですが)が4,291施設あります。
医院については見ての通り増加傾向であり、今後さらにこの傾向が進んでいくと思われます。
しかし、その中身については、有床診療所が減り無床診療所が増加。また、今後改革が予想される医療法人についても年々増加 傾向が続いています。
つまり、世代交代の中で新規開業が増え競争が激化しているが、新規に医療法人化 する勝ち組の医院も 数多く生まれてきているということです。
医院の数が増え患者さんの選択枝が増加、且つ自己負担が増加していく状況で患者さんの意識 も変化してきています。患者さんにとって魅力的な医院になることが勝ち組の条件になるでしょう。