聴覚による印象
聴覚による主な印象として
スタッフからの挨拶:形ではなく、コミュニケーションとして先に挨拶する。
マニュアルがある場合で、言葉が複数の場合がありますが言葉と言葉との間に少し間をあけて話をしないと、 相手を迎える気持ちが伴っていない印象を与えかねません。
例えば「おはようございます。どうなさいましたか。」と言うのと「おはようございます。」相手の表情・動きなど様子を少し見て 気になる点を見つけその目線で「どうなさいましたか。」と言うのではおのずと印象は変わってきます。
スタッフからの返事:すぐに、且つ相手にはっきり聞こえるように、当然相手を見て、場合によっては近くに行って。
患者さんからスタッフに声をかけるときは、何かを訴えていたり、要望、クレームを出したしたりという心理的に伝えたい ことがあり言葉として発せられていますから、迅速且つ誠実に対応する必要があります。事前に察知してあげることがベスト ですが。
スタッフの話し方:場面場面に応じた話し方(相手の立場を理解した、共感した)ができるか。来院された時、クレームの時、 要望を聞いたとき、待たせた時、感謝を伝える時。子供への話し方などなど。
言葉だけではなく、お辞儀、態度、表情、声のトーンなどを含め思いやりや感謝の心を持って対応することが必要です。
スタッフの言葉遣い:言葉遣いの中にちょっとした気遣いの言葉をそえたり。
ちょっとした言葉の使い方で、感じがよい印象を与えることが可能です。
例として
①お願いするとき:「おそれいりますが、・・・」
②謝罪するとき:「申し訳ございません。」
③対応が困難なとき:「あいにくですが。」
④了承してもらいたいとき:「よろしければ。」
⑤迷惑をかけるとき:「ご迷惑をおかけしますが。」
⑥たずねるとき:「失礼ですが。」
⑦手間をかけるとき:「お手数ですが。」
⑧待たせたとき:「お待たせいたしました。」
⑨同時に何かを依頼されたとき:どちらか優先順位が遅いほうに「少々お待ちいただけますか。」
など。
スタッフの敬語:敬語を正しく使えないと印象が悪くなることも。
医院全体の印象につながることもありますので、注意が必要です。
あと電話対応ですが、突然かかってくるため事前対応の準備(医院までの場所案内など)をしておき、 電話の近くにおいておくこともよいでしょう。