キーワード産婦人科
医院開業における科目別のホームページ検索キーワード(産婦人科)
医院開業において、ホームページやそのSEO対策が重要ということがわかってお金をかけたとしても 検索上位にくるキーワードが患者さんが検索するキーワードと一致することが必須になってきます。
そこで科目別のキーワードの実例を参考にあげていきたいと思います。
産婦人科を例にとって、たとえば大阪市に住んでいる患者さんがヤフーやグーグルで検索するキーワードとして 考えられるのはなにかということを考えてみます。
通常医療の場合比較的狭い診療圏での患者さんが対象になります。つまり産婦人科という科目のみではなく 地域名も含めた複合的な検索になることになると思われます。
実例として、2006年8月に「大阪市 産婦人科」というキーワードでの検索数が何件あったかをみてみます。 「大阪市 産婦人科」では2233件あり、「産婦人科 大阪市」では631件その他検索として「大阪市 中央区 産婦人科」で168件、「大阪市 北区 産婦人科」 で258件・・・・・、その他各区の産婦人科の検索数も出てきます。
つまりその産婦人科というキーワードだけではなく、地域名のキーワードもホームページに織り込む必要がある ということになります。
また、インターネットを利用するユーザーの特性として、検索エンジンで検索したページは1枚目よくて 2枚目くらいまでしか見ないということがあります(その中に病医院のポータルサイトも含まれます)。
ほとんどこれが理由で、ホームページは作成したけれど実際は検索上位にも上がらず集患として役に立っていないと という話になってくるのですが。
逆に大阪市北区の産婦人科検索を例にとってみると、毎月258件程度の検索がありそれが検索上位の医院10~20件程に 毎月新患として行っていると仮定するとやはりSEO対策を含め医院開業にホームページの重要性を織り込むべきと 思われます。大阪市産婦人科と産婦人科大阪市ではその中央区の検索とは別に2864件の検索もありその取り込み可能性 もあります(こちらがメインかもしれません)。
医院開業でSEO対策がうまくいくかどうかという話もあるかとは思いますが、医院の場合地域での上位表示が 出来れば問題はないため、全国キーワードの上位と比較すればSEO対策はやりやすいと言えるでしょう。 以前関東の350万人くらいの市の内科の検索ランキング1位を少し調べてみたことがあるのですが、リンク数 は20件くらいしかありませんでした。リンクやホームページの中身は充実していたと思いますが、全国キーワード の上位表示ではリンク数1万件などの業界もありますので、SEO対策のプロに依頼すればなんとかなる可能性が 高いと思われます。
また、他のキーワードが重要になることもあるので注意が必要です。例えば2006年8月「不妊治療」で 検索すると全国ですが40360件、その他「不妊治療大阪」でも613件検索されています。
他にも「不妊治療助成金」「不妊治療日記」などという言葉でも多くの検索数が見られます。 ご自身のホームページにこれらを織り込んで患者さんとのコミュニケーションの入口 とすることも大切かと思います。
また、キーワードを調査することはトレンドの調査にもつながります。 例えば科は違いますが「胃カメラ」検索では2006年8月で全国で16127件の検索数があります。それ以外にも「胃カメラ検査」 「胃カメラ病院」などいろいろあるのですが、注目すべき点として「胃カメラ鼻」で1748件、「鼻胃カメラ」で1277件、 その他「経鼻胃カメラ」や「鼻入れる胃カメラ」「鼻からの胃カメラ」などの検索キーワードが数多く8月だけで検索 されていました。(内視鏡検索にすると学会やメーカー名が多くでてきます)
このようにインターネットでキーワードをマーケティングすることで医院開業の戦略を現実の検索数字として検討する ことが可能になりますので、ぜひご自身の医院開業にも役立ててください。
なお、地域により検索件数の人口比率は当然変わったりします。
具体的なご相談も受け付けていますのでお気軽にメールでもしてください。