他社医院開業コンサルとの違い
(このお話は事実に基づいています)
2人のDrが大阪府の某市で開業されました。二人とも同じような学歴で二人とも同じような家庭を持たれ、同じ内科の道を歩かれています。
2009年○月○日に同じ市で同じ内科2件の病院勤務からの引き連れ患者なしオープンがありました。当社開業支援のクリニック初日外来数は、もう1件の他社コンサル(一部上場大手)支援のクリニックの 初日外来数の8倍という結果になりました。1年後当社が支援したクリニックは黒字、もう1件のクリニックは赤字、次の年も赤字だったそうです。二人の開業・経営を分けたものは何だったのでしょう。開業したということは同じですが、実行された内容が違います。どこが違ったのでしょうか?
なぜ当社の開業コンサルの結果が他社と違うのか、その理由を説明します。
診療圏調査の手法が違う
診療圏調査の手法が違う。調査の計算式から根拠も違うので深いレベルの診療圏調査を行います。私が以前やっていた商業マーケティングの応用です。
通常他社の医院開業コンサルタント会社の診療圏調査は科目で想定される診療圏のエリアの人口を年齢別にデータを出し、その人口データに疾患の受療率を掛け合わせて推定患者数を算出します。
それから競合の医療機関の数や会社によってはその医療機関の基礎データも所有しておりそこからエリア内の推定患者数からコンサルタントの経験と勘で患者数予想をたてている会社がほとんどです。
当社の場合、○丁目など丁別に人口×受領率=患者数を算出して、競合の評価やその○丁目からの距離や時間から○丁目の患者が自院に何%くるかという確率を出していきます。
当然地域認知がない場合や地域評価が上がった場合などその吸引確率は変わってきますし、地域評価を上げるためのマーケティング戦略の策定もコンサルしていきます。
丁目別に算出するので動線も計算された診療圏調査です。その丁目別の患者数合計が想定患者数と見なします。
評価が地域でこの場合は何人、この評価の場合は何人という形で出していきますので、悪くてもこの位と仮説が立てられるため、立地選定の意思決定のリスクを下げます。
また、競合調査をし評価を上げる戦略も策定していきますので、「後出しじゃん拳」のような開業スタイルになります。
印刷機の所有
印刷機を所有しており、オリジナルの増患ノウハウについては他社チラシ業者にもノウハウが漏れないように自社でチラシを作成・テストしてきています。
通常他社の場合、チラシや看板業者は外注されています。その業者さんの実力により結果が変わってきます。
一般にセンスがいいデザイン屋が多く、マーケティングの結果にこだわり患者数に責任を負うチラシ屋さんや看板屋さんは聞いたことがありません。
通常チラシ屋はチラシのみ、看板屋は看板のみ、ホームページ屋はホームページのみといったケースが多くマーケティングが点で終わっておりマーケティングの足し算になっている印象です。
当社の場合、チラシ・看板・ホームページなどトータルで戦略を組み立てていくため掛け算式の効果を狙っていきます。
また確認チェックの一例ですが開業支援の効果を医院の問診票に来院理由をチェックする欄を設け、フィードバックしているため、他コンサル会社と同じ媒体で同じ広告費の場合でも違った結果が出ています。
チェック手法自体複数の手法でやっており、テスト実証済みのノウハウがあるため、チラシ屋さんなどの専門業者とも差別化できています。
実証済みのノウハウ活用のためこれも先生の開業リスクを下げている要因の一つと言えると思います。
先生の立場にたったコストコントロール
本当にDrの立場にたつコンサルタントはコストコントロールもやります。
こちらの詳細は当サイトでも事例紹介していきます。
他社コンサル会社は相場の医院開業投資額で開業支援をしたがります。特に無料で開業支援する会社は相場で収まることが多いのが現状です。きちんとコンサル料以外で利益をあげるので当然ですが。
また無料のため有料のコンサルレベルの手の込んだ支援は必要ありません。
つまりチラシや看板、ホームページなど専門業者への丸投げコンサルが多いのが実情です。有料コンサルでも相場価格で開業支援コンサルもいるので実際の事例確認が必要ですが。
当社の場合はトータル的なコストダウンはコンサルの仕事と思っています。
詳しくは当社の事例を実際視察いただいて、コンサル先の院長に金額を聞かれれば不信感はなくなると思います。
希望をメールいただければご紹介いたしますし、医院開業のリスクを目に見える形で下げていきます。
マーケティング戦略の違い
マーケティング戦略が変わっていると思います。
私自身大手一部上場医療コンサル会社にいたときとはまったく違ったマーケティング手法を用いるようになりましたし、結果も大幅に改善してきています。
他社コンサルは診療圏調査でいい数字が出たら進めていくケースが多いようです。
当社の場合もっと細かく見ていきます。 他社がやっていないレベルでやっていますので、ホームページでは内容を公開できませんが。
当社が開業コンサルした支援先クリニックを見ていただければ、結果の参考になると思います。
5年前の開業環境と、1年前の開業環境はまったく別物ですし、最近の開業コンサルで結果を出しているマーケティングノウハウがあります。
先生の開業リスクをとことん理詰めで下げていきます。
継承開業における戦略
継承開業については50件ほどやっています。
継承は個人情報保護法がない時代から力を入れて取り組んでおり以前はカルテ分析を基にしたマーケティングをやっていました。
診療圏調査との整合性をみたりしてきていますので、ノウハウ精度は高いと自負しています。
他社の場合、継承開業支援をしていてもハードの継承に終わっているところがほとんどです。
当社の場合ソフトの継承にこだわってやってきたので、同じ継承開業でも間違いなく違いを発揮できています。
カルテ分析に基づいたマーケティング戦略ができるコンサルはそういないと思います。
採用・労務
コンサル先のクリニックのスタッフが開業後1年たっても、一人もやめていないことが多々あります。2017年オープンのコンサル先は全体のうち1クリニックで1人退職者が出た程度です。他はスタッフ一人もやめていません。
優秀なスタッフを採用する手法があるため、少ない人数でもクリニックが回ることが多く、2017年コンサルしたクリニックで人件費10%程度のクリニックもあります。
通常の人件費の半分近くになるため、初月それもオープンから2週間で黒字になりました。
今だ一人もスタッフが退職せず、1018年医療法人申請に入っています。
詳しくは患者さんの声などを見てください
基本クリニックモールでの開業コンサルはやりません
調剤薬局や建設会社からクリニックモールの企画持ち込みがあとを絶ちません。
当社コンサルの手法を突き詰めていくと、クリニックモール形式でのコンサルは戦略に制約が多すぎます。クリニックモールは調剤薬局や建設会社の利益には貢献しますが、DRの立場にたった場合どうなのかと思います。
20年くらい前のクリニックモールのはしりの時は、モール形式の開業支援もやっていましたが制約が多く開業医の先生が自分自身の努力で切り開けない問題が出てきたりします。制約を破りトラブルになっているクリニックモールもありますが、それほど追いつめられているクリニックもあるということだと思っています。
当社で開業支援してきた単独開業クリニックを視察して説明を聞いていただければ、戦略をもってクリニックを運営されていることがわかると思います。
他社の開業支援コンサルタントとは「スタンスが違う」と思っています。
また私自身成功事例・失敗事例の分析が好きなので、いろいろな分析をやるのですが、一例をお話しします。
大阪市の○○区で耳鼻科を調査したことがありました。
○○区は耳鼻科がどこも盛業されており、調査当時区内の全耳鼻科9件に対し、医療法人6件という異常な盛業比率でした。その9件をさらに調査していくと医療法人になっていないクリニックのうち1件は高齢の開業医の先生のところ、あとの2件はクリニックビルに入居されているクリニックでした。
最近の当社の事例でいくとクリニックビルの道路対面に内科を開業コンサルしましたが、結果開業1年で医療法人、多い日は160人を超えるクリニックになっています。
もちろん勝つ戦略は開業前からイメージできていましたが、一日160人は開業されたDrの力です。
しかし、同じDRが目の前のクリニックビルに入居して、他社コンサルで開業されていたら同じような結果には成らなかったはずです。
診療圏調査の数字はまったく同じでも、やっていることが違いますから。
開業後サポートが理詰めのマーケティング
2018年のコンサル先で、1日の新患数40人程度のクリニックもあります。(オープン後数ヶ月で、毎日ではありませんが)
これが他社コンサルと一番違う部分かもしれません。
「初月から黒字確率50%を超えるノウハウを体験してみませんか!」
「開業後1年で医療法人化するクリニック開業を目指してみませんか!」