新規開業
医院の開業形態として出て来るのが大きく分けて、新規開業と、継承開業ではないでしょうか。
継承開業は簡単に言うと、ローコストでの開業が可能、既存のもしくは最近まで現実に○○人の患者いる(いた)などすでに地域で 成功されている(いた)医院を引き継ぐ場合非常に安全度の高い開業が可能になります。デメリットとしては、それだけのよい継承 案件に巡り合えるかどうか縁とタイミング、またエリアが自宅から遠くなる可能性など。それと前院長の方針を引き継がないと患者 の減少を招くケースがある、数十年前からの医療規模や施設が多いため、後発開業の医院に施設的な面で対応策が取りにくい物件が 多いなどです。
新規開業はというと、Drの考えている診療や、地域、施設規模など予算の制約はあるでしょうが、開業を希望されているDrの思 っていることが形にしやすい、つまり後発開業の場合競合を調べた上で勝てる形を模索し、開業することが出きるという利点があります。 但し、継承開業と比較して投資額がかかります。かかるというか自身の医院の医療にかかって当然の額が必要になってくるわけですが。
具体的な形態としては、テナントでの開業や、クリニックビルやクリニックビレッジ、戸建開業、また予算に応じ土地を購入したり、 借地や建て貸しなどの様々な形態があります。予算や立地、希望の組立てなどがありますので、ご自身の医療を実現するのにどういう 形態がいいのか、予算的にどういったものでいくかなどになっていきます。