診察室
■診察室
診察室については、プライバシー確保が大切です。
これは視覚的にはもちろん、声が漏れないように、もしくは聞き取れない ようにする配慮が必要です。
この場合問題点として出てくるのが空調の問題ですが、 扇風機や暖房器具などをあまり目に付かずに 、且つ患者さんの歩行の障害にならないよう考慮して置くことも よいでしょう。
また、ドアについては開けたら自然にゆっくり閉じるタイプの もの、段差ができないものの採用がよいでしょう。
時間対策として診察室を2室設けて、患者さんの着替え中など移動し効率を 上げられているところもあります。
机や椅子についてもDrにより工夫されているケースもよくあり、 内科・小児科を診られるところでは、足でボタンを踏んだら椅子が上下する ものを採用されたりしているケースもあります。
あと、カルテの流れなど動線にも配慮する必要があります。
処置室については、動線や医療機器の配置を重視しますが、床が院内でも 汚れやすい場所のため、床材や清掃には気をつける必要があります。